私の自動車の屋根の上には、↓こんなものが乗っています。
コレなーんだ?
ポップアップしたら、こんな感じ。↓
答え 換気扇でした。
コレが屋根の上に付いているから、移動販売車に間違われるんですよね(笑)。メロンパンのお店と思われるようです。
この写真は、中から見た様子です。(換気扇カバーをポップアップしている状態です。)
正確な名称は、マックスファンといいます。
屋根に換気扇がついている=天井に穴が開いている=雨が漏る となりそうなものですが、マックスファンは換気扇カバーの換気口が下向きに着いているので、雨漏りはしません。
大雨の時にポップアップしてみましたが、羽根に少し水滴が付いていただけで済みました。
この黒いハンドルをグルグル回すと、外の換気扇カバーが少しずつセリ上がってポップアップします。
スイッチ類です。主電源、強弱、吸気排気回転切り替えスイッチ、Autoスイッチの4種類あります。
回転切り替えスイッチでは、羽根の回る方向を変えられます。炎天下に駐車していたら、地獄の暑さになりますが、排気方向に回わすと、あっと言う間に熱気を排出することができます。
その後は吸気回転にして、外気を取り入れながら、扇風機代わりに使用すると心地よく過ごせます。といってもその効力は初夏までです。日本の真夏で使用しても涼しいとはお世辞にも言えません。
Autoスイッチとは、華氏78度(およそ摂氏26度)に設定して使用することができるそうなのですが、夏に使ってみて、意味不明なスイッチと分かりました。外気も車内も30度を超えている現状で、換気扇だけで26度にすることは日本の夏では到底無理です。アメリカ製なので、アメリカの気候向けなのでしょうか?
使ってみての感想
メリット
➀初夏の暑さには威力を発揮します。窓を開けて回すと、暑い車内があっという間に涼しくなります。以前所有していた軽ワンボックスの窓に、暑さ対策に排気用ファンを取り付けたことがあるのですが、その時の、窓から窓への空気の流れより、マックスファンの、窓から天井に向けての空気の流れの方が威力があります。
➁車内で料理をした熱気や匂いも直ぐに排出できます。
③天井に穴が開いていてプラスチックの白いカバーがかけてあるだけなので、夜、街の灯りが差し込んできます。真っ暗が苦手な私には、ほの明るくて安心です。(この光がなければ、遮光カーテンをしているので車内は真っ暗になります。)
デメリット
➀本体と取り付け費用込みで8万円程かかります。なかなか勇気のいる価格ですよね。
➁マックスファンを取り付けると車高が7センチ程上がります。あちこちの立体駐車場がアウトになります。(もともと我が車は車高が230あるので、立体駐車場はアウトですが。)
③真っ暗が好きな息子には夜の車内が明るすぎる。(アイマスク必要)
メリットデメリットを鑑みて、つけるかつけないか考えることになると思いますが、次回の自動車購入時につけるか?と聞かれると…うーん。多分つけないだろうなあと思います。
つけない理由の一番は、メロンパン屋さんに間違えられるから(笑)というのは言い過ぎですが、なんとなく自動車としては、見た目が変な気がしています。
実は今回マックスファンを、ビルダーさんが無料でつけて下さったのです。二社からキャンカーの見積もりを貰って、どちらから購入しようかと検討中でした。そういう状態でしたので、ビルダーさんが「オプションで勉強させていただきます」とのことで、最初は「オーディオをプレゼントします。」と言われたのです。でも、私はオーディオに全く興味が無いんですよね、だから要らない。ナビも持ってるから要らない。(うちのナビ子はアホですが、お茶目で可愛らしいとこもある(笑)。バックカメラも、後ろ見るミラーついてるから要らないと次々と私が、ビルダーさんの提案をなぎ倒していくので、とうとう最後に「マックスファンをつけさせていただきます。電源強化と外部電源も」という提案に落ち着いたのでした。
次はつけないかもといいながら、車内の装備の中で一番利用しています。
やっぱあると便利かも。マックスファンのご紹介でした。