おでかけホリック

お散歩、バス旅、くるま旅、時には電車旅、おでかけの覚書きです。

近江八幡あれこれ  メンターム メンターム メンターム

御無沙汰致しております。皆様お元気でお過ごしでしょうか。

やっと新型コロナも5類になりまして、自由に出歩ける世の中になりましたね。

2023/6/18(日)  本日は滋賀県にある、ラ コリーナ近江八幡に行って来ました。ここは、和菓子のたねやさん、バームクーヘンのクラブハリエさんの販売店舗、カフェ、工場があるところです。

屋根に草がぎっちり生えています。

屋根から水が滴り落ちています。屋根の植物に水を与えておられるようです。

とても暑い日でしたが、緑の屋根の下はとても涼しく、過ごしやすいところでした。

奥に見える建物には、バームクーヘンの工場と店舗が入っています。

小豆茶を買って、緑の屋根の下で涼みました。ほんのり自然の甘さのお茶でした。黒豆茶に似ています

他にも、バームソフトをいただきましたが、夢中で食べてしまい写真撮るの忘れました。ジャージ牛乳ソフトということでしたが、ソフトというより、アイスクリンのようなさっぱりしたもので、暑い日にはぴったりのお味でした。

他にもバームクーヘンを母へのお土産に買いました。出産した翌日に、父母がクラブハリエのバームクーヘンをお土産に持って病室にお見舞いに来てくれたことを思い出しました。20年程前のことで、とうに父は亡くなりましたが、いろんなことを乗り越えて、その時生まれた子(もう既におっさんになっとります。)と今日、ここに来訪できたことを感謝しました。こちらのお菓子は、そのような、たくさんの家族の歴史や笑顔と共に歩まれてきたのでしょう。

 

この後、近江八幡の水郷付近に移動し、近江兄弟社の前を通りました。メンタームを製造している会社です。社屋の一階にメンタームについての展示がされているようでしたが、残念ながら休館でした。私の生活エリアである京阪神は、滋賀とはお隣ですので、近江兄弟社やメンタームはメジャーな存在ですが、他所の地域ではどうなんでしょうか。

社屋の壁や自販機にメンタームのフタの絵が描いてあります。この絵の雰囲気や名前から、ロート製薬のメンソレータムをイメージされることと思います。元々メンソレータムは日本では近江兄弟社が販売されていたそうです。70年代に会社が左前になり、会社更生法を申請し販売権を失いました。その後メンソレータムの販売権はロート製薬が取得されたそうです。

その頃、私、小学生でしたが、メンソレータムは常備薬でいつも家にありました。で、新品のメンソレータムを使おうと缶を手に取ると、フタの絵のリトルナースちゃんが微妙に変わってたんですよね。なんだかちょっと痩せましたか?大人っぽいやん…  って感じでした。それでフタを凝視していたんです。そんな私を見ていた父が「メンソレータムの権利が、近江兄弟社からロートに移ったんや。そんで、ちょっと缶が変わったんや。」と言いました。当時幼い子どもだったんで、関係者様にとっての事の重大さは良く分かっていなかったのですが、"変わらないものは無い"ということを、うっすらですが意識した初めての経験だったと思います。その後、近江兄弟社はメンタームという商品(内容はメンソレータムとほぼ同じ)を発売され復活されています。大鵬薬品工業(現在、大塚HDグループ)からの支援があったこと、その恩を返すべく社員一丸となって7年後に黒字転換、危機を乗り越えられたこと、社歴を読んでジーンと来ました。写真の自販機の商品、大塚の商品が入ってますもんね。

メンタームが発売されてからは、ウチはずっとメンターム派です。なんと言っても、お安いんですよ。うちの近所ではメンタームは85グラムで291円です。メンソレータムは75グラム778円でした。

そして瓦ミュージアムに来ました。

日本各地の瓦を始め、世界の瓦を拝見できました。

燻し銀の瓦の色は、釉薬ではなく、還元焼成で出るガスに燻されてできる被膜だそうです。釉薬や塗装ではないので、若干の水等を吸い込み、それが味わいに繋がるそうです。

瓦で構成された地面の装飾が綺麗です。チョット凸凹してるので、慎重に歩きませう。

ミュージアムのすぐ横がお堀です。風情があります。

お船で巡ることもできます。

梅雨の晴れ間1日でした。