おでかけホリック

お散歩、バス旅、くるま旅、時には電車旅、おでかけの覚書きです。

家に帰ります。(ナビ子御乱心編)

3月末に東京に自動車で遊びに行っていました。行ったきりという訳にも行かないので、お名残り惜しいけれど帰ることにしました。

まずは首都高。そして東名に乗りました。快調に走っているうちに足柄SAに到着しました。

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富士山が良くみえました。昨年、ここに来た時には、全く富士山は見えなかったので感激です。

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去年足柄に来た時に見ることのできた富士山です(笑)この日の足柄SAは、ペヤングソース焼きそばにジャックされていて、二階の足湯カフェのメニューもペヤングソース焼きそばでした。もちょっと違うものも食べたかったぞ。

 

 

この後、沼津に向かいました。

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沼津魚市場に到着。お目当ては沼津港深海水族館です。

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ここにはシーラカンスが展示されていると聞いて、やって来ました。

が、お腹が空いていたので、見学より先に海の幸をいただくことにしました。

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食事処がたくさん並んでいます。どこにしようかな〜とあちこちウロウロしてから回転寿司のお店に入りました。とってっも美味しかったのですが、先にご飯を食べたのは失敗でした。お会計の時に『水族館に行かれましたか』と聞かれたのです。先に水族館に行っていたら、お会計が10%引きになったそうです。5000円位食べたので、10%は大きいですよね。皆さん行かれる時は、順序に気をつけて下さいね。

 

さて、水族館についてですが、中には二体の冷凍シーラカンスと三体の剥製シーラカンスが展示されていました。魚としては大きく、マグロぐらいの大きさに感じました。

体の大きさに反して、展示されていたシーラカンスの脳は小さいものでした。人の小指の爪ぐらいの大きさです。そんな小さな脳で、よく体を制御できるものですね。

気になるシーラカンスのお味の方ですが、「歯ブラシのような味」とのことでした。そう言われても想像つきませんな。どんな味かな〜〜?

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沼津から見える富士山です。山越に見えるのですね。

 

では、今日のお宿に向かって出発です。

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富士市です。この辺りは、ずっと富士山が見えるのですね。あんまり綺麗なので、運転しながらもじっと見てしまいます。この辺りの方は、毎日こんな素晴らしい景色を楽しめるなんて本当に羨ましいです。いいとこですね。

1号線をどんどん西に進みます。この日のお宿はRVパーク静岡でした。1号線を進めば良いはずなのに、ナビ子が変なことを言いだしました。1号線を離れろと言っている様子。イヤー、まだまだ1号線でいいん違うの?

だいだい、うちのナビ子はいつも変なことを言うのです。京都駅八条口に行くために、空いた堀川通りを快調に走っている時に、何故か河原町通りを走れと言うのです。堀川通りを真っ直ぐで京都駅の線路を潜れるんです。一番の近道なんです。河原町通りなんてそんなん遠回りやん( ̄^ ̄)堀川通りが混んでる訳でもないのにアホかと思うのであります。

地元を走っている時ならナビ子の忠告は無視します。でもね、静岡の地理については全く知りません。仕方なくナビ子の案内についていきました。

途中、清水で寄り道もしたし、日が暮れてきました。

息子がナビの地図をスクロールしながら、「たけのこ岩トンネルって書いてあるで。イヤな響きやな」と言いました。海岸沿いの険しそうな道の地図が表示されています。「そんなとこイヤやな」とUターンして、1号線に戻ったはずでした。でも何故かナビ子は、この後もドンドン山道に案内して行きます。辺りは真っ暗です。ウネウネした山道になってきました。見えるものは我が車のヘッドライトに照らされる薄ぼんやりとしたガードレールだけ。

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これ私が思い出して書いた絵ですが、同乗していた息子に絶賛されました。正にこんな感じだったと。いけどもいけどもこんなとこで、どうもガードレールの向こうは断崖絶壁の海のようです。私の車は背が高く、重いキャンピングカーです。こういう岬のアップダウンの激しい道は向いていないのです。一速にギアを入れて坂を登ります。車はギューギュー苦しそうな音をたてています。ナビ子よ、何故?こんなところに案内するのじゃ。渋滞があってもいいから大きい道を通るようにと設定しているのに…。ほんまにこの道でRVパークにつけるのですか?

真っ暗すぎて、たけのこ岩なんか見えず、見えたのは大崩海岸という案内表示だけ。ナビ子よ、大崩れはちょっと怖いぞ。なんで〜なんで〜1号線に案内せんのや〜!無事に家に帰りたい。家族が待っているから。

心細い思いをしましたが、しばらく走っていくうちに市街地の端っこという雰囲気の平地にでました。煌々と灯りをつけたファミマがありました、ホッとしました。ありがとうファミマ。

さあRVパーク静岡まではもう少し…のはずです。