おでかけホリック

お散歩、バス旅、くるま旅、時には電車旅、おでかけの覚書きです。

疫病退散しますように〜茅の輪〜

 

 

皆様、コロナ禍の中、いかがお過ごしでしょうか。

今日は、昨年の6月に撮影した、茅の輪をご紹介しようと思います。(ちょっとボーっとしているうちに9ヶ月も経っていました。遅くてすいません。)

 

"茅の輪くぐり"とは、無病息災、厄除け、家内安全を願う行事です。

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八坂神社本殿前茅の輪

 

まずは、疫病退散で有名な八坂神社から。

京都の人は八坂神社のことを、祇園さんと呼びます。子供の頃父に、何故、正式名称と呼び名が、かくも違うのか?と尋ねたことがあります。父は「あだ名は本名とは違うもんや。」と宣いました。そんなもんなんかな…とその頃は、納得したのですが、しっかり騙されておりました。長じて知りました。1868年までは、祇園社と呼ばれていたということを。古い名前が現代でも呼び名に残っているのですね。

 

ちなみに、上品蓮台寺の一般的呼び名は、十二坊さん です。これは、十二の建物があったからとのこと。上品蓮台寺はどこ?と町で尋ねても「そこ、どこやな?」と言われる可能性大なので、十二坊さんと覚えてくださいね。

 

 

 

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ここは祇園さんの西門入って直ぐの小さなお宮です。ここの茅の輪は、祇園さんらしく、「蘇民将来子孫也」と唱えながらくぐります。祇園さんらしくと言うわけは、祇園祭のチマキにも蘇民将来子孫也と書いてあるからです。

詳しくは↓こちらにて↓

www.hachimansan.com

 

 


 

 

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この建物は、祇園さんを出て、円山公園に入った所すぐにあります。

祇園祭の山鉾が入っているそうです。

 

 

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 これは円山公園、知恩院側にある自動販売機です。知恩院のお茶との事。お寺の自販機って珍しい。

 

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 緑茶とほうじ茶がありました。今日は、スッキリ緑茶で乾杯! 

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知恩院

知恩院の三門です。ラストサムライの舞台になったところです。

この門の向こう側に急な男坂があります。知恩院は、山の中腹にあるので、坂を登らねばお参りできないのです。男坂がキツければ、緩い女坂からどうぞ。それもキツければ三門北側の黒門坂という選択肢も有り。もし、それもキツければ写真に写っている銀色のバンで、防災道路を通って境内まで連れて行っていただけます。

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知恩院御朱印

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知恩院 濡髪大明神

知恩院の御朱印です。なんか華麗な感じ。二枚目は、知恩院内、濡髪大明神の御朱印です。

狐が可愛い

www.chion-in.or.jp

 

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上賀茂神社

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上賀茂茅の輪

こちらは、上賀茂神社の茅の輪です。唱え言葉は、「水無月の夏越の祓する人は、千歳の命のぶというなり」だそうです。祇園さんとは、趣きが、違いますよね。

 

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北野天満宮

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こちらは、北野天満宮の茅の輪です。ここのは大きいので、迫力が凄いのです。

 

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茅の輪

ここは、白峯神宮です。こちらの茅の輪は、輪の直ぐ隣の柱が、竹でなく茅なので、 なんとなく南国風に見えますね。

ここは蹴鞠の神様なので、サッカーボールがたくさん奉納されています。

 

たくさん茅の輪を見てきました。コロナを祓うことができますように。皆様、今日も明日も、お元気で過ごされますようお祈り申し上げます。