流れ橋 ご存じですか?
流れ橋とは木津川に架けられた木橋です。正式名称は上津屋橋。京都府久御山町と八幡市を結んでいます。
増水したときに橋板が流される構造で、橋の破壊を免れるように作られています。橋板はワイヤーで結ばれているので、水が引いた後に引っ張ってきて、元通りに直すことができるそうです。(橋板が壊れていることもあるそうですが。)
広い河川敷にあり(写りこむものが少ない)古風な佇まいの為、時代劇の撮影に使われることが多く、映像で見たことがある方も多いのではないでしょうか。
訪れたこの日も、袴姿のモデルさんの撮影がなされていました。
流れ橋最寄りの施設です。レストラン、お風呂、JAの販売所があります。案内板の矢印に従って、この敷地をトコトコ進んで行くと、
あら、緑鮮やかで綺麗な通路です。
矢印に従って進むと、
木津川堤防の下に出ます。結構、堤防高いです。
堤防の上からの眺め。見えて来ました!流れ橋。
手前の黒いものは何でしょう?覗いてみました。
お茶の畑でした。ここは上質な碾茶(抹茶の原料)の有名な産地だそうです。
上津屋の浜茶と呼ばれているそうです。
橋の真正面に来ました。「柵が無いので転落に気を付けて、橋の中央を歩いてください。」と看板に書いてあります。
「このはし渡るな」という一休さんのとんち話を脈略無く思いだしたりしました。
橋板を繋いでいるワイヤーが見えますね。
では渡りましょう。
本日は水量が少ないので、河川敷に石で字が書いてあります。なになに?ありがとう…かな。卒業シーズンが終わった頃に訪ねたので、皆で記念写真でも撮った名残でしょうか。
こちらはハートマークですw。
水があるところに差し掛かりました。高さがあって迫力があります。
京都にもこんな広くて雄大なところがあるんだなあと、京都を再発見再認識をして、帰路につきました。